室町の家
「うなぎの寝床」と言われる京都の町中の細長い敷地・・・築100年余の建物の建替えでした。
旧宅に使われていた、古くて良い物を大切にし再利用しながら、今の生活スタイルに合った,暮らしやすさ・快適さ
を確保できるように配慮しました。
![]() |
|
ガレージと前庭を仕切るコンクルートの塀は、虫籠窓をイメージした。プライバシーに配慮してじて、開口は斜めにカットしてある。 |
居間食事室見上げ。 東の光を取り込む高窓と下屋の勾配天井。 |
|
|
吹抜けを通して2階南面の高窓と寝室の障子窓を見る。 |
玄関からお茶室兼客間に向かう廊下のニッチ飾り棚。 クライアントのセンスが光る♪。 |
![]() |
|
8畳の和室。お茶席としても使えるようにしつらえてあります。写真左奥の飾り棚の鏡板は、旧宅の建具欄間を使用。 「観世流」に伝わる模様だそうです。 |
和室の庭に面した雪見障子。欄間も含め、全て旧宅のものを再利用。良い杉材と繊細な細工は、今後も時を刻み続ける。 |
![]() |
|
お茶席の水屋。
|
2階寝室。カウンター収納の一部には書斎スペースをしつらえた。吹抜けに面した障子を全開放すれば、開放的な空間となり、採光や通風も確保できる。
|