住まい手が主役の家づくりを実践している京都の設計事務所です。

 

家相について

家相についてのとらえ方は、人それぞれで、正しい答えというのは、無いの
かも知れません。ここでは、私達なりの思いを記します。

 

住まいの計画に 「家相」 といわれるものを取り入れるか否かは、人によってまちまちです。私個人的には、全く気にしません。家相を優先させることで、住まいの快適性が損なわれることが往々にしてあるからです。もちろん、設計という仕事にたずさわっているわけですから、一通りのことは心得ています。


昔から伝わっている「家相」には、理にかなっている事柄もあり、迷信でしかないものと混在

しています。また、家相をみる“拝み屋さん”次第で見解が異なり、 定まったものがあるとは

いえません。理にかなっている事なら、何も「家相」の手を借りなくても考慮できることです

し、闇雲に不安や恐れを助長するのはナンセンスだというのが、本音のところです。

 

では、私達は家相を全く無視した間取りしかしないのか?というと、そういうことでは

ありません。当たり前のことですが、住まいは住まい手のものであって、私達のものでは

ないからです。私達の考え方や、住まいの快適性への影響などを十分に説明はしますが、「それでもどうしても気になる」という方もおられます。そういうケースでは、その背景に過去の経験からくる不安感や身近な人からの強いアドバイスがあるなど、それなりの理由があり、その人にとっては重要なことなのです。であれば、それをクリアしたうえで、出来る限りの快適性を実現するのが、私達の役目なのだと思っています。